第75回「STAP細胞」

IMG_3708 元気ですか! 福岡の公認会計士・税理士の山崎隆弘です。

伊勢志摩でG7サミットが開催中です。新幹線では、警戒のため電車内のゴミ箱は使用できませんとのこと。

初日の5月26日に「世界経済は厳しい状況」を強調しています。安倍総理は「リーマン前の状況に似ている」として、来年4月に予定されている消費税率10%への引き上げを再延期する意向を固めたそうです。
やはりというか、このタイミングでの延長です。あくまでも外的要因のためであって、アベノミクスの失敗ではないということを言いたいようですが、ちょっとムリがあります。先週までの消費税増税に伴う「インボイス制度」等は棚上げですね。
ところで、今週発売の「婦人公論」に瀬戸内寂聴さんと小保方晴子さんの対談が載っています。小保方さんの写真を見ると元気そうです。今年発売された『あの日』(小保方晴子著 講談社)が26万部のベストセラーになっています。寂静さんは、それを読んで是非、会いたいと対談が実現したそうです。

寂静さんは『あの日』を3回読んで、とても感銘していました。うちでも一冊ありますが、恥ずかしながら未読です。新人作家時代に5年間干された自身の体験を述べ、小保方さんを励ましています。

今週、ハーバード大学はSTAP現象の特許を出願し、特許は認定されると、出願後20年間の工業的独占権を認められると報道されています。「人工的な外的刺激で体細胞が初期化するのではないか」というアイデアを思いついた小保方氏は再生医療の新たな扉を開いたことになるとしています。

マスコミによる小保方さん叩きはなんだったのでしょうか? 早稲田大学と理研は、これをどう取り扱うのでしょうか?

まさに『歎異鈔』の「火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもつてそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします」が身に浸みます。

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