2019年 11月 の投稿一覧

『月刊ヤマサキズム』2019年12月号 Vol.132

 

こんにちは。

公認会計士・税理士 山崎隆弘事務所の山崎二三代でございます。

令和元年12月号のニュースレター「ヤマサキズム」ができあがりました。

 

今年1年を振り返る年がやってきました。皆様にとってどんな年でしたでしょうか?

私は、何といっても三女の結婚。息子ができてとても嬉しい年でした。その他、事務所に新しいスタッフ、ゆかちゃんを迎えることができ、とてもチームワーク良く楽しく仕事ができることが嬉しい年でもありました。このニュースレターもゆかちゃんが担当し、パステルカラーや可愛らしいイラストなど、若返り(?!)がありました。

 

さて、今月号のニュースレターはお天気に恵まれた原鶴温泉小旅行、消費税改正についての続編、片付けブームの到来した山崎家の今、その他、日々徒然の出来事などです。

 

つもお読みくださり、ありがとうございます。

みなさまのご意見、ご感想をお待ちいたしております。


山崎二三代

『売上を、減らそう』 第222回

元気ですか! 福岡市天神の公認会計士・税理士の山崎隆弘です。

「佰食屋」の中村朱美さんが書いた『売上を、減らそう たどりついたのは業績至上主義からの解放』を読みました。

名前の通り、「佰食屋」は1日に100食限定ランチのみです。メニューは、ステーキ丼1,000円、おろしポン酢ステーキ定食1,100円、ハンバーグ定食1,000円の3つだけです。

「百聞は一見に如かず」と、京都の西院にあるお店に行ってみました。朝の9時半から整理券が配られています。その時に11時から30分ごとに予約券をもらいます。14席のみです。10時半ごろに行って11時の席が1席空いていたので、11時にしました。10分前の10時50分には来店するように言われます。

実際の営業時間は、11時から14時半まで。食べていると、次の時間帯のお客さんが続々とやってきて、後ろの席で待っています。30分以内に食べなければなりません。日頃は、肉はほぼ食べないので、サラダ(50円)を追加注文しながらやっと完食しました。

本によれば、従業員の方は17時には帰り始め、18時には全員退勤します。ランチのみ営業は本格手打ちの蕎麦屋さんにも多くあります。うちの事務所も17時半終業時には全員が帰りますが、「佰食屋」は飲食業でありながら、残業ゼロを実現しています。

中村朱美さんはサラリーマン時代の経験から、業績至上主義を捨てて、「従業員が働きやすい会社」と「会社が成り立つ経営」の両立を目指します。そのためにどうすればいいかと考え、「逆算」して働き方を変えていったそうです。

「仕事は本来、人生を豊かにするためにあるもの。仕事だけが人生ではないはず」。全く共感です。うちの事務所ではみな帰ってからすることが山積みしており、サッサと帰ります。家でテレビを観る習慣はなくなりました(晩酌だけは止められませんが)。

「佰食屋」では「従業員のモチベーションアップを図るためにはなんて考えたことがありません」とあります。私も「モチベーション」は嫌いな言葉です。やりたいことをやるべきであり、やる気が起きないならやらなくていいとさえ思ってしまいます。

表彰等の源泉所得税 第221回

元気ですか! 福岡市天神の公認会計士・税理士の山崎隆弘です。

近年、税務調査の件数が増えているような実感があります。先週も今週も、税務調査の立会でした。調査官の人に伺うと、税務署の人事異動があった6月末から、税務調査の連絡をするようになったとのことです。以前は8月くらいからの連絡だったのものが、明らかにスタートが早くなっています。

最近は、税務署に入りたての20代の調査官が増えてきました。署内で研修するよりも、実地の税務調査の件数を増やしていく方針だそうです。若い人が一人で調査に見えられることが多くなっています。

調査の際に必ず問題になるのが源泉所得税です。通常の給料・賞与に対しての源泉所得税は、「源泉徴収税額表」に添って源泉していきます。弥生給与等のソフトで計算すれば自動計算で源泉所得税を差し引くので、ほぼ間違いはありません。

俎上になるのは、永年勤続や営業成績などでの表彰される際に受け取る現金、商品券等です。商品券やクオカードは換金性が高いので給与として取り扱われます。なので、所得税の対象となり源泉所得税を差し引かなければなりません。

社長としては金一封として現金を手渡したいところです。ただ実際に源泉所得税を計算すると、数万円に対する源泉所得税は少額になるので、逆に細かいことはキッチリ計算しておくと安心です。

旅行券は、実際に1年以内に旅行したという実績があれば、給与としてはみなされないとのことです。その際には、1年以内に消化したという管理が必要です。

調査でそのような源泉所得税を指摘された場合、会社は源泉税を税務署に支払いますが、さすがに社員に後から請求するのは憚られます。損金にもなりません。

今回、グロスアップ計算というものを知りました。源泉後の金額を社員に支払ったとして、源泉徴収票から年間の所得税を計算し直します。その金額を納税すれば給与として損金に認められるというものです。納付した年度に給与として損金に認められることになります。